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Q&A

住宅ローンの金利は、
いつ決まりますか?

申込のときではなく、
お金を受け取る日の金利です

ホーム よくある疑問 Q&A 住宅ローンの金利は、いつ決まりますか?

2026/10/16 一級建築士 村山 創

沖縄の明るいリビングで、若い夫婦が、建築中の家と完成した家の模型、積み上がっていくコインを前に、入居の日に赤丸をつけたカレンダーを見ながら考えている様子

結論

金利は、
融資を受け取る日に決まります。

住宅ローンの金利は、申込のときではなく、融資が実行される日(お金を受け取る日)の金利が使われます。新築は契約から入居まで1年ほどかかるため、その間に金利が上がれば、返済額も上がります。金利が上がっていく時期は、決済が早い中古住宅のほうが、契約時に近い金利で借りられます。

新築と中古で、金利が決まる時期が違う

どちらも金利が決まるのは「融資が実行されるとき」です。違うのは、契約からそこまでの長さです。

契約から、金利が決まる日(融資実行)まで

0か月 3か月 6か月 9か月 12か月

新築注文住宅・新築マンション

設計・工事 約1年(12か月)
契約入居・融資実行

中古住宅

1〜2か月
契約決済

新築は、契約から金利が決まるまでに、
中古の約6倍の時間がかかります

  • 新築:完成・引渡しのときに融資が実行され、その月の金利で借ります。契約のときには、まだ金利が分かりません。
  • 中古住宅:契約から決済までが短いので、契約のときに見ていた金利に近い金利で借りられます。

1年で、金利はこれだけ上がりました

フラット35の金利(借入期間21〜35年)

1.89%
2025年
10月
2.08%
2026年
1月
2.49%
2026年
4月
3.14%
2026年
7月
3.83%
2026年
10月

出典:SBIアルヒ「【フラット35】の金利推移」(借入期間21年以上35年以下・機構団信加入)。各月の金利で、3か月おきに表示しています。

たとえば、1年前(2025年10月)に新築の契約をして、1年後(2026年10月)に入居した場合です。契約のときに見ていた金利は1.89%でしたが、実際に借りる金利は3.83%になります。

Example

新築:1年前の金利と、入居時の金利

試算例:借入4,000万円・35年・全期間固定

契約時(2025年10月)
1.89%

毎月の返済

約13.0万円

総返済額 約5,471万円

入居時(2026年10月)
3.83%

毎月の返済

約17.3万円

総返済額 約7,268万円

毎月の返済が

約4.3万円増える

35年間の総返済額では、約1,797万円の差

元利均等返済・ボーナス返済なしで試算した一例です。実際の金利は、借入期間・融資率・団体信用生命保険の種類・審査結果によって異なります。

中古住宅なら、ずれは小さく

中古住宅で、2か月前(2026年8月・3.29%)に契約して10月に決済した場合も、金利は上がっています。それでも差は毎月約1.3万円で、契約時に見ていた金利とのずれは、1年待つ場合の約3分の1です。返済の計画を、契約のときの数字で立てやすくなります。

中古住宅で、決済を早めるために

中古住宅の決済を早めるには、融資に必要な書類を、早くそろえることが大切です。

証明書を早めにそろえるフラット35やフラット35リノベでは、適合証明書がそろわないと融資が実行できません。当事務所は電子で発行するので、郵送待ちがありません。
契約前に書類で確認する販売図面や評価書を送っていただければ、証明書が取れそうかを無料で確認します。取れないと分かれば、その後の手間もかかりません。
決済日から逆算する不動産会社・金融機関・当事務所で、決済日までの日程を最初にそろえておくと安心です。

新築でも、できる備えがあります

  • 金利が上がっても返せる額で、資金計画を立てる(いまの金利より1%高くても無理がないか)
  • 省エネ性能を上げて、フラット35の金利引下げ(ZEHなど)で上がった分を取り戻す
  • つなぎ融資を使う場合は、その金利と手数料も確認する
  • 融資が実行されるのが何月になりそうかを、早めに建築会社に確認する

金利は上がることも、下がることもあります。下がる時期なら、実行が遅いほうが有利になることもあります。大切なのは、金利が「いつ」決まるかを知ったうえで、固定金利や金利引下げの制度で備えることです。金利のある時代の家の買い方 ›

この記事に関連する質問

住宅ローンの金利は、いつの時点の金利が使われますか?

申込時ではなく、融資が実行される日(お金を受け取る日)の金利が使われます。フラット35の金利は毎月見直されるため、同じ時期に申し込んでも、受け取る月によって金利が変わります。

新築と中古で、金利が決まる時期はどう違いますか?

新築は契約から完成・引渡しまで1年ほどかかることが多く、融資はそのあとに実行されます。中古住宅は契約から決済まで1〜2か月ほどなので、契約時に近い金利で借りられます。

1年で金利が変わると、返済額はどれくらい変わりますか?

フラット35(21〜35年)は、2025年10月の1.89%から2026年10月には3.83%に上がりました。4,000万円を35年で借りる場合、毎月の返済は約13.0万円から約17.3万円になり、毎月約4.3万円、総返済額で約1,797万円の差になります。

金利が下がることはありませんか?

あります。金利は上がることも下がることもあり、下がる時期には、実行が遅いほうが有利になります。大切なのは、金利が「いつ」決まるかを知ったうえで、固定金利や金利引下げの制度で備えることです。

※この記事の試算は、条件を仮定した一例です。金利は毎月見直され、借入期間・融資率・団体信用生命保険の種類によっても異なります。最新の金利と適用時期は、借入先の金融機関にご確認ください。

出典:SBIアルヒ「【フラット35】の金利推移」、各金融機関の【フラット35】の案内(「お申込時ではなく、資金のお受取り時の金利が適用されます」)

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