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一級建築士事務所 創環境Design

Q&A

フラット35の金利引下げ、
何ポイント取れますか?

中古住宅で使える5つのメニューと、
それぞれの条件

ホーム よくある疑問 Q&A フラット35の金利引下げ、何ポイント取れますか?

2026/10/10 一級建築士 村山 創

結論

1ポイントで、当初5年間 年▲0.25%。
最大4ポイントで 年▲1.0%。

1pt

▲0.25%

2pt

▲0.5%

3pt

▲0.75%

4pt(上限)

▲1.0%

中古住宅で使えるメニューは5つ。物件の状態と家族の状況で、取れるポイントが決まります。

物件別、何ポイント取れるか

よくある組合せです。こどもがいる世帯は、人数分のポイントを上乗せできます。

物件別、何ポイント取れるか(1ポイント=年▲0.25%、当初5年間)。リノベ+中古プラス:中古一戸建て・マンション、3pt 年▲0.75%、こども2人なら年▲1.0%(上限を超えた1pt分は6〜10年目へ)。管理計画認定マンション+中古プラス:中古マンション、2pt 年▲0.5%、こども2人なら年▲1.0%。既存住宅売買瑕疵保険+中古プラス:中古一戸建て・マンション、2pt 年▲0.5%、こども2人なら年▲1.0%。S(金利Bプラン)+中古プラス:中古一戸建て・マンション、2pt 年▲0.5%、こども2人なら年▲1.0%。中古プラスだけ:中古一戸建て・マンション、1pt 年▲0.25%、こども2人なら年▲0.75%。上限は4pt(年▲1.0%)

引下げ幅はいずれも当初5年間。当初5年間の上限は4ポイント(年▲1.0%)です。

4ポイントを超えたら

超えた分は、6〜10年目の引下げに
まわります

子育てプラスを使う場合です。ポイントが無駄になりません。

例:5ポイント(リノベ2+中古プラス1+こども2人)

5pt

▲1.0%

▲0.25%

6pt

▲1.0%

▲0.5%

7pt

▲1.0%

▲0.75%

8pt

▲1.0%

▲1.0%

上段が1〜5年目、下段(青)が6〜10年目の引下げ幅

子育てプラスを使わない場合は、4ポイント(当初5年間 年▲1.0%)が上限で、繰り越しはありません。

中古住宅で使える5つのメニュー

【フラット35】リノベ(金利Bプラン)

2pt

中古住宅を買って、性能を上げる工事をするとき

対象になる条件

  • 中古住宅の購入とあわせて、省エネ・耐震・バリアフリーなどの性能を上げるリフォームを行うこと
  • 工事の前と後に検査を受けること

証明のしかた

リノベの適合証明書(工事の前後に検査して発行します)

当事務所

対応(沖縄県内で登録を受けているのは当事務所のみ)

Sと維持保全型とは併用できません。中古プラスとは組み合わせられます。

フラット35リノベを詳しく見る

【フラット35】中古プラス

1pt

中古住宅を買うとき

対象になる条件

  • 中古住宅の購入(借換えには使えません)
  • フラット35の基準に加えて、天井・窓まわり・雨どい・バルコニー・給排水管・床・階段などに、目立つ劣化や不具合がないこと

証明のしかた

フラット35の適合証明の検査で、あわせて確認します

当事務所

対応(適合証明の検査料に含めています)

予算金額があり、上限に達する見込みになると受付が終了します。

維持保全型の「インスペクション実施住宅」とは併用できません。

【フラット35】S(金利Bプラン)

1pt

住宅の性能が一定以上のとき(中古住宅の基準)

対象になる条件

次のどれか1つを満たすこと:

  • 窓の断熱:二重サッシ、または複層ガラス
  • 外壁の断熱:断熱等性能等級2相当以上
  • バリアフリー:高齢者等配慮対策等級2以上

証明のしかた

フラット35の適合証明の検査で確認します。マンションは建設住宅性能評価書で確認できる場合があります

当事務所

対応(適合証明とあわせて確認)

性能がさらに高い住宅は「金利Aプラン」(2pt)の対象です(断熱等性能等級5+一次エネ等級4以上、耐震等級2以上、長期優良住宅など)。

リノベとは併用できません。予算金額があります。

【フラット35】維持保全型

1pt

手入れや管理の状態が確認できる住宅(中古住宅)

対象になる条件

次のどれか1つにあたること:

証明のしかた

認定の通知書や、保険の付保を証明する書類など

当事務所

対象になるかのご相談

リノベとは併用できません。借換えには使えません。

【フラット35】子育てプラス

こども1人につき1pt

こどもがいる世帯・若い夫婦の世帯

対象になる条件

  • 借入申込年度の4月1日時点で18歳未満のこどもがいること(おなかの赤ちゃんも含みます)
  • こどもがいなくても、夫婦のどちらかが40歳未満なら「若年夫婦世帯」として1pt
  • 借換えでも使えます

証明のしかた

家族の状況は、金融機関の手続きで確認されます

当事務所

証明書は必要ありません

予算金額があります。

このほか、市町村の補助と連携した「地域連携型」(1〜2pt)があります。お住まいの市町村が対象かどうかは、住宅金融支援機構のホームページで確認できます。

併用できない組合せ

  • リノベ と S/維持保全型
  • 中古プラス と 維持保全型のインスペクション実施住宅(既存住宅売買瑕疵保険なら併用できます)
  • 借換えでは、中古プラス・S・維持保全型は使えません(子育てプラスは使えます)

ポイントの差は、返済額でこれだけ違います

引下げなしと比べて、毎月の返済額がいくら安くなるか(当初5年間)

1pt
毎月▲5,878円5年間で約35万円
2pt
毎月▲11,653円5年間で約70万円
3pt
毎月▲17,322円5年間で約104万円
4pt
毎月▲22,884円5年間で約137万円

借入4,000万円・返済期間35年・元利均等・ボーナス返済なし、基準金利 年3.83%(2026年10月時点)で試算した一例です。引下げなしの毎月の返済額は173,054円。

リノベの試算と、浮いた分を繰り上げ返済する効果を見る ›

金利のある時代の、4つの備えを見る ›

子ども2人なら、総返済額で約290万円の差

リノベ(2pt)+中古プラス(1pt)+子育てプラス・こども2人(2pt)で5ポイントの場合です。1〜5年目は年▲1.0%、超えた1ポイントは6〜10年目の年▲0.25%にまわります。

期間金利毎月の
返済額
引下げなし
との差
引下げなし(35年間)3.83%173,054円―
1〜5年目2.83%150,170円毎月▲22,884円
6〜10年目3.58%165,108円毎月▲7,946円
11〜35年目3.83%169,546円毎月▲3,508円

約290万円の内訳

毎月の差に、それぞれの期間の月数を掛けて足すと、35年間の差になります。

  • 1〜5年目毎月22,884円 × 60か月 約137万円
  • 6〜10年目毎月7,946円 × 60か月 約48万円
  • 11〜35年目毎月3,508円 × 300か月 約105万円
  • 35年間の差 約290万円

最初の10年間で元本が多く減るため、金利が元に戻った11年目以降も、毎月の返済額は少ないままです。35年間の総返済額は、引下げなしの約7,268万円に対して約6,978万円。差は約290万円になります。

約290万円は、子ども1人の
大学4年間の学費を上回る金額です

国立大学(琉球大学など)に4年間通う授業料と入学金は、合わせて約243万円(授業料 年535,800円×4年+入学料282,000円)。金利の引下げだけで、それをまかなえる差が生まれます。

借入4,000万円・返済期間35年・元利均等・ボーナス返済なし、基準金利 年3.83%(2026年10月時点)で試算した一例です。金利は毎月見直されます。大学の学費は国立大学の標準額(2026年度)。

この記事に関連する質問

1ポイントで、金利はどれくらい下がりますか?

1ポイントにつき、当初5年間の金利が年0.25%下がります。4ポイント(年1.0%)までが当初5年間の上限です。子育てプラスを使う場合、超えた分は6〜10年目の引下げにまわります(5ポイントなら6〜10年目は年0.25%)。子育てプラスを使わない場合は、合計4ポイントが上限です。

中古マンションだと、何ポイント取れますか?

中古プラス(1pt)に、管理計画認定マンション・既存住宅売買瑕疵保険(維持保全型)やSの金利Bプランのどれかを組み合わせて2ポイント(当初5年間 年0.5%)が目安です。性能を上げるリノベをするなら、リノベ(2pt)+中古プラスで3ポイント(年0.75%)。こどもがいれば人数分を上乗せできます。

どのメニューが使えるか、いつ確認すればよいですか?

物件を買う前がおすすめです。中古プラスやSは適合証明の検査で確認し、リノベは工事の前後に検査が必要です。予算金額に達すると受付が終わるメニューもあります。

※2026年3月2日以降に資金を受け取る場合の内容です。条件・ポイント・予算金額は変わることがあります。最新の内容は、住宅金融支援機構の【フラット35】サイトでご確認ください。

出典:住宅金融支援機構「【フラット35】金利引下げ内容確認」ほか

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